ポイントは大学や大学院への進学実績と学生のケア |
日本語学校はこうして選ぶ! |
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学校選びのポイント…カリキュラム、立地 |
多くの留学生がアルバイトをする。一般的なのはコンビニの店員。生徒を事務員としてアルバイト採用する学校もある。 |
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日本語学校の学費はどれくらい? 就学期間やカリキュラムによって異なる
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(円)
コース |
2年 |
1年9カ月 |
1年6カ月 |
1年3カ月 |
1年 |
学費 |
120万~140万 |
110万~120万 |
95万~110万 |
80万~90万 |
65万~70万 |
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日本語学校を選ぶ際には学費も気になるところだ。日本語学校の学費は、就学期間、カリキュラムによって異なる。日本語学校では、大学や大学院進学を目的とした「2年コース」、「1年9カ月コース:「1年6カ月コース」、「1年3カ月コース」「1年コース」などを用意している。学費は学校ごとに異なるが、概ね2年コースで120万~140万円程度、1年9カ月コースで110万~120万円程度、1年6カ月コースで95万~110万円程度、1年3カ月コースで80万~90万円程度、1年コースで65万~70万円程度となっている。 |
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学生寮の有無や学校の所在地 学生の出身国なども確認しよう
母国を離れて日本語学校で学ぶ学生にとっては、生活環境の充実度も学校選びの重要なポイントとなる。とりわけ、日本で初めて暮らすことになる学生にとっては「住居」がとても重要だ。日本語学校の多くは学生寮を備えているが、学校選びの際には学生寮の有無だけではなく、「部屋はどの程度の広さか」、「入居できるのかどうか」、入居できない場合には他の部屋を斡旋してもらえるのかどうかといったことも確認しよう。
また、学生寮から学校までの通学時間がどれくらいかかるのかも知っておく必要がある。学生寮から学校までが片道数時間もかかってしまうようでは、授業に出席することすら一苦労となってしまう。学校や学生寮が東京や横浜、大阪といった大都市圏にある場合、生活費が高いというデメリットがあるが、反面、アルバイトを見つけやすいといったメリットもある。一方、地方都市にある日本語学校の場合は、学生寮を完備しているところも多く、住居費などの生活費が大都市に比較すると安いなどのメリットがある。
その他にも日本語学校選びで重要なポイントがある。それは、「どこの国の学生を多く受け入れているか」ということだ。日本語学校の中には、中国からの学生が全体の80%以上となっているところもある。同郷の学生がいると心強い反面、授業以外での会話がつい母国語となってしまい、その分、日本語の上達が遅くなってしまうといったことも考えられる。日本語学校で学ぶ魅力の1つには、文化や価値観の異なるさまざまな国籍の学生と一緒に、日本語と日本文化を学べることにある。そのことからも、多くの国からバランスよく学生を受け入れている日本語学校を選ぶほうがよいだろう。 |
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