ポイントは大学や大学院への進学実績と学生のケア |
日本語学校はこうして選ぶ! |
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学校選びのポイント…進学実績とケア |
生徒たちの出身国の国旗が飾られた事務室のカウンター。こうした細やかな気配りからアルバイトの紹介、生徒を連れての温泉旅行まで、日本語学校のケアは様々だ。 |
日本語学校選びのポイントは 進学実績と生活面でのケア
それでは、「良い日本語学校」を選ぶには、どうしたらよいのだろうか。日本には、留学生など外国人を対象に日本語を教えている日本語学校が約400校ある。一定の教育基準や条件をクリアしている日本語学校は「法務省の告示」を受けているので、大学や大学院への進学を目指して日本語学校を選ぶときには、まずは、その学校が「法務省の告示を受けた日本語学校かどうか」を確認する必要がある。※法務省告示校はここを参照。
また、日本語学校で学んだ後に大学や大学院に進学を希望するのであれば、自分が目指す進学先に「進学実績」のある学校を選ぶことが重要となる。その際、大学名だけではなく、どの学部に進学しているかも確認しておくことが大切だ。また、進学実績だけでなく、日本語能力試験のN1やN2など各レベルの合格者数などの実績も確認しておいたほうが良い。
同時に日本語学校に留学するということは、「日本語を学ぶ」と同時に「日本で暮らす」ということでもある。そのため、進学実績とあわせて、学生寮の有無など学生の「生活面をどこまでケア」してくれるのかといった視点で学校を選ぼう。
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日本語学校の業界団体(JaLSA)では、大学や専門学校の募集担当者を集めて進学フェアを開催するなど、学生の進学問題にも積極的に取り組んでいる。
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カリキュラムと進学指導体制にも注目
進学者数や日本語能力試験の合格者数といった実績と同時に、確認すべき重要なポイントが「カリキュラム」である。日本語学校の中には、大学進学に必要な基礎科目(英語・数学・物理・化学・歴史)をはじめ、日本語能力試験対策、日本留学試験対策をカリキュラムとして授業に組み込んでいるところもある。また、各自が日本語レベルにあった授業を受けることができるよう、レベル分けテストを行っているかも確認すべきである。大学や大学院への進学を目指すのであれば、進学実績だけではなく、カリキュラム、授業の方法にも注目して日本語学校選びをしよう。
同様に日本語学校の中には、大学や大学院進学希望者に対し、定期的に進学説明会や進路相談会を開催するなど「進学指導体制」がしっかりしている学校もある。進学者数といった実績とあわせて、自分が大学や大学院に進学することを念頭に「どんな授業が受けられて」、「どんな進路指導をしてもらえるのか」までを確認しよう。
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授業時間実例
授業は1時限45分間で1日4~6時限、月曜から金曜までの週5日間行なわれます。
午前:日本語 |
1限目 |
09 : 00 – 09 : 45 |
Aコースは夏・秋学期は週2時限英語 |
2限目 |
09 : 55 – 10 : 40 |
3限目 |
10 : 50 – 11 : 35 |
4限目 |
11 : 45 – 12 : 30 |
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下午 (基础科目) |
5限目 |
12 : 40 – 13 : 25 |
文系:英語・社会・数学Ⅰ・総合科目対策
理系:英語・数学Ⅱ・物理・化学 |
6限目 |
13 : 30 – 14 : 15 |
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