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株式会社リクルート(本社：東京都千代田区)では、2012年3月卒業予定の就職活動中の大学生を対象に就職活動に関する意見を明らかにする調査を実施し、このほどその調査結果を発表した。
調査期間は昨2010年11月24日から12月6日までで、305,109名の大学生にメールで通知し、2,073サンプル(6.8％)を回収した。
それによれば。就職活動の開始時期については、７割前後の学生が｢情報収集・企業研究・自己分析は３年生の１０月以前でも早過ぎない｣と回答。７割強の学生が就職活動を「学生生活に負担をかけるものだ」としながらも、逆に７割弱が｢充分な時間をかけるべきものだ｣と回答した。
就職活動に役立つこととしては、｢アルバイトで学んだこと｣がトップで８割弱、以下｢部活・サークルで学んだこと｣65.3％、｢講義・ゼミで学んだこと｣50.8％と続く。
就職活動中、企業を選ぶ際に重視する点については全部で３０の選択肢を用意し、各項目について以下のようにポイントを振り分け、平均値を算出した。
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｢全くあてはまらない｣ |
1点 |
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｢あまりあてはまらない｣ |
２点 |
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｢どちらともいえばい｣ |
３点 |
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｢ややあてはまる｣ |
４点 |
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｢かなりあてはまる｣ |
５点 |
下表がその結果だ。 |
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重視する点 |
平均値 |
| 自分がやりたい仕事が出来る |
4.4 |
| 仕事もプライベートも充実させられる |
4.3 |
| 自分を大きく成長させられる |
4.3 |
| 一緒に働きたいと思える従業員がいる |
4.3 |
| 仕事の成果や業績が正当に評価される |
4.2 |
| 職場に活気がある |
4.2 |
| 給与・福利厚生など待遇がよい |
4.1 |
| 雇用が安定している(失業の心配がない) |
4.1 |
| 企業戦略やビジョンがすぐれている |
4.0 |
| 社会や地域に貢献している |
4.0 |
| 世の中に影響を与える仕事ができる |
4.0 |
| 性別の区別なく、待遇や朝鮮の機会などが平等である |
4.0 |
| 経営者が魅力的である |
3.9 |
| 優秀な人材が多い |
3.9 |
| 仕事や研修を通じて専門的知識や技術が身に付く |
3.9 |
| 仕事を通して幅広い人脈形成ができる |
3.9 |
| 勤務地が便利(よい)／通勤が便利 |
3.9 |
| 順調に業績を伸ばしている |
3.8 |
| 職場が美しく快適である |
3.8 |
| 出産・育児に関する支援制度が充実している |
3.8 |
| 個人の挑戦が尊重される |
3.8 |
| 責任のある仕事をまかせてもらえる |
3.7 |
| 売上や利益が高い |
3.6 |
| 自分の経験・専門が生かせる |
3.6 |
| たくさんの優良顧客を持つ |
3.5 |
| 企業そのものや商品がブランドとして広く認知されている |
3.5 |
| 技術や特許など、多くの知的財産を持っている |
3.4 |
| 工場等の設備や研究所等の施設が充実している |
3.3 |
| 家族や友人などに自慢できる |
3.2 |
| グローバルに活躍できる |
3.2 |
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| 出典：「リクナビ会員の大学生(2010年度3月卒業予定)の就職活動に関する調査より」 |
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