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5月2日、文部科学省では東日本大震災後4月20日時点での留学生の在籍・就学状況の調査結果を発表した。
調査対象は留学生を受け入れている国公私立大学のうち地域・規模を考慮した任意の70校。この調査で言う留学生とは、出入国管理及び難民認定法が定めるところの留学ビザにより、日本の大学及び大学院で教育を受けている外国人学生を指す。
文部科学省では、数字は各大学で把握し得た限りの大まかなもので完全に正確なものではないとしている。
また、特に東北、関東で通学圏内にいることが確認できない学生の割合が多い傾向が出ているが、4月20日時点で調査対象70校のうちの7校が今年度の授業を開始していなかったため、5月20日現在の状況についても同様の調査を行う予定という。
- 留学生を受入れている全国の国公私立大学(70校)の留学生数
- 大学所在地(通学圏内)にいることが確認できる留学生数
- 通学圏内にいることが確認できる割合
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留学生を受入れている全国の国公私立大学(70校)の留学生数
a |
大学所在地(通学圏内)にいることが確認できる留学生数
b |
通学圏内にいることが確認できる割合
c=b/a |
20,376人 |
17,643人 |
86.6% |
北海道 |
571人 |
558人 |
97.7% |
東北 |
2,316人 |
814人 |
35.0% |
関東 |
6,341人 |
5,527人 |
87.2% |
中部 |
2,499人 |
2,351人 |
94.1% |
近畿 |
3,604人 |
3,461人 |
96.0% |
中国 |
1,274人 |
1,229人 |
96.5% |
四国 |
618人 |
567人 |
91.7% |
九州 |
3,153人 |
3,136人 |
99.5% |
2011年5月2日 文部科学省 |
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